とりとめのないはなし

サッカーやアイドル(関ジャニ∞・モーニング娘。'18・Perfume)の現場を中心とした140文字に収まらないお話を…

一発勝負のその先で

時が流れるのはあっという間で、今年ももう11月になってしまいました。
育成年代のサッカーも締めの時期に入ってきて、全少や高円宮杯Jユースカップ…と各年代で行われております。
柏レイソルアカデミーもU-12は全少、U-15は高円宮杯東予選、U-18はJユースカップに参加しております。いずれも共通するのは一発勝負のトーナメント方式。本投稿はそんなお話。
(私はほとんどU-12を観られていないので、U-15,U-18中心の話となります。ご了承下さい。)

この週末、U-15高円宮杯東予選の1回戦大豆戸FC戦と2回戦S.T.FC戦、Jユースカップ準々決勝清水エスパルスユース戦を観てまいりました。
まずはこの3試合を振り返ります。

柏レイソルU-15 4-1 大豆戸FC
(得点)市瀬飛翔×3・大山済
CFに入った市瀬がハットトリックと躍動。前線でタメを作ったり、裏抜けを試みたり…と献身的な動きが目立った。押し込まれる時間も長かったが、近野を中心とした守備陣が奮闘し最小失点で抑える。

柏レイソルU-15 2-1 S.T.FC
(得点)市瀬飛翔・大山済
夏のクラ選関東予選準決勝で破れた相手とのリベンジマッチ。前半は引いて守るS.T.FC相手にボールを保持し、攻め込むもなかなか決定的なシーンを作れないまま時間だけが過ぎていく。前半終了間際に升掛の突破から市瀬が押し込み1-0で折り返し。
後半15分からS.T.FCが前プレから流れを作り、押し込み始めるとロングスローのこぼれ球を押し込まれ同点。その後はオープンな展開となり、両チームに決定機が訪れる。むかえた84分、左サイドから菅原が持ち込み、市瀬シュートは弾かれるもこぼれ球を大山が押し込んで勝ち越し。そのまま試合終了。

柏レイソルU-18 1-1(PK4-5) 清水エスパルスユース
(得点)正田徳大
序盤からボールを支配し、攻め込む展開が続くも決定機まで至らず。一瞬の隙を突かれ先制を許し、前半は0-1で折り返し。後半は一進一退、ブライアンが好セーブで耐え続ける中、鵜木・田村・貞廣を投入し攻勢を強める柏レイソルU-18。そして実った89分、鵜木のシュートはDFに当たるも、こぼれ球は正田の足元へ。正田が落ち着いて押し込みネットを揺らし同点。最後の最後に追い付く。
延長戦もお互いにチャンスを作るもネットは揺れず、PK戦へ。清水エスパルスユースは5人全員成功し、柏レイソルU-18の、5人目森海渡のキックは無情にもバーに阻まれる。柏レイソルU-18Jユースカップカップはベスト8で幕を閉じた。

ざっと…と言いつつも、S.T.FC戦と清水エスパルスユース戦はガッツリ振り返ってしまいました。それだけ濃密な試合でした。

普段戦うリーグ戦とは違う一発勝負のトーナメント戦で、U-15でもU-18でも観られなかった終盤の劇的ゴールが観られて本当に何より。
両チームとも良い成長曲線を描けている。両チームとも今が一番魅力的だと思う。

柏レイソルU-18は惜しくもPK戦で敗れてしまったけれど、あの時間帯の同点ゴールで延長に持ち込んだ事を讃えたい。
このチームで戦えるのは残り3試合。NACKで流した悔しさの涙が、12/9の日立台では喜びの涙に変わることを願ってる。最後は笑って終わろう。
観戦する身としては、残り3試合、しっかりと目に焼き付けます。

柏レイソルU-15は負けたら終わりというシビアなシチュエーション。最大でも残り7試合。
週末の味スタ西には、帰ってくる選手もいる。全員で全国を、高円宮杯を掴みたい。

一発勝負という普段とは違う戦いの中で、何かを掴み取れれば…と思うわけです。

柏レイソルU-12は全少、柏レイソルU-15は高円宮杯東予選・高円宮杯柏レイソルU-18はプレミアEAST残り3試合、このメンバーで戦える最後の大会を悔いなくやりきって欲しい…と思うばかりです。