とりとめのないはなし

サッカーやアイドル(関ジャニ∞・モーニング娘。'18・Perfume)の現場を中心とした140文字に収まらないお話を…

始まるんじゃない 始めるんだぜ

12/9に行われたプレミアEAST最終節FC東京U-18戦をもって2018年度柏レイソルU-18最後の公式戦が終わり、3年生13名にとっては柏レイソルアカデミーとしての最後の公式戦となりました。

自分が柏レイソルU-18の公式戦を毎試合のように観に行くようになったのが2016年なので、今年の3年生が在籍していた3年間のプレミアの試合をほぼほぼ観た初めての世代となります。
なので、現3年生の卒団には何だか感慨深いものがあります…。
月並みではございますが、各選手のメモ的なモノを書いてみようかな…と。いつも以上に乱文になる予感がしますがご了承くださいませ…。

No.1 GK 小久保玲央ブライアン
自陣ゴールから3mの距離でターンして相手をかわすのも、相手のシュートをひたすら止めるのも、最早それがブライアンのスタンダードだと思って全く驚かなくなってしまった。それだけスケールの大きなゴールキーパー
抜群の反応と手足の長さから来る守備範囲は異次元。この1年で足元の技術もグーンと伸びた。キックの精度も格段に高まった。闘志剥き出しな部分も良いなーと思うわけで。
味方がゴールを決めた時に全力ダッシュで駆け寄るスピードはチームNo.1。
【Pick Up Game】2016プレミアvs新潟@デンカフィールド
プレミアデビュー戦となった試合。決定的な場面でシュートストップを連発、チームを勝利に導いた。
あの試合は本当に衝撃的だったな。

No.2 DF 貞廣大輔
"柏の右は攻撃的"という言葉があるくらい、歴代の右サイドバックは攻撃的な選手が多いけれど、その系譜を受け継ぐ右サイドバック。ダイスケは特にエンターテイメント性に優れたサイドバック。プレーにワクワクさせられるという意味で。攻める、攻める、攻めまくる。
その後、センターバックも経験し守備面での成長も見せ、攻守共に優れたサイドバックに。得点に直結する仕事ができるところも魅力。
【Pick Up Game】2017プレミアvs横浜FM@小机
2017アウェイマリノス戦で見せたあまりにも果敢な攻撃参加にむっちゃ肝を冷やしたけれども。あそこまでエリア内に侵入するサイドバックは衝撃的でしたね…。

No.3 DF 真家元彦
一見クールなセンターバックに見えがちだけど、プレーは熱い。泥臭さのあるディフェンスが出来る。
カードも厭わないハードタックルでチームを危機から救える選手。
ハヤテの陰に隠れがちであるけれど、モトもコーチングが的確で、ディフェンス面を統率できるディフェンスリーダー。
長短問わずパスが正確でビルドアップの起点となれる。サイドチェンジの美しさは絶品。
空中戦にも強く、セットプレーに強さを見せる。
【Pick Up Game】2018Jユースカップ vsFC琉球@日立台人工芝
2018Jユース琉球戦では2得点を記録。セットプレーでの強さを見せた。

No.4 DF 杉井颯
柏レイソルU-18史上2人目のプレミア全試合フル出場を果たした偉大なるキャプテン。
プレー中の振る舞いから、幾度となく杉井半端無い伝説が生まれている。生まれながらのキャプテン。
チームを鼓舞し、苦しい状況でも前を向かせられるコーチングが魅力的。ヘディングクリアでの雄叫びも特徴的。正確で虚をついた縦パスが武器。
2016プレミア大宮戦でのプレミアデビュー戦でイエローを貰ったのは何故か覚えている。
試合中での骨折をたまたま二度(17プレミア青森山田戦・18クラ選鳥栖戦)見たけれど、それ以外の目立った離脱は無かった鉄人。
ハヤテがキャプテンで本当に良かった。
【Pick Up Game】2017プレミア vs青森山田@青森山田
この試合を境に雄叫びや3年生に対するコーチングか目立ってきて、頼もしさが増してきていた事を感じた試合。なので、そういった成長を感じた試合での負傷退場は本当に辛かった。

No.5 MF 大場琳平
多くのポジションでプレー可能で、それぞれのポジションに応じたプレーが出来る貴重なプレイヤー。
Bチームでのプレーが続き、苦しい時間も長かっただろうけれど、それでも腐らずにトレーニングを続け出場時には安定したプレーを出来るのは普段の努力の賜物だと思うし、そういった姿勢には本当に頭が下がる思い。リンペイのこういった姿勢がチーム内に伝播すると良いな…と思うわけで。
【Pick Up Game】2017JリーグU-17チャレンジカップ vsガイナーレ鳥取@J-GREEN
右SBに始まり、右SB→CB→CH…と1試合で3ポジションをこなした試合。どのポジションでも力を出しきれるリンペイを象徴する試合。

No.6 MF 小野寺巧
中盤を広範囲に動き回り、得意のハードタックルで相手から自由を奪える選手。インテンシティの強さという意味で、タクミは2018年柏レイソルU-18を象徴する選手だと思う。
割と感情がプレーに出やすい選手だったけれど、2018青森山田アウェイを期に感情をコントロールできるように。プレイヤーとして更なる高みに上ってきた。
元々は攻撃的な選手であるため、絶妙なスルーパスも隠し持つ。そういった攻撃面での良さが目立ったのが2017アルカスカップ。多くのゴールを演出し、5位入賞に貢献。攻守に貢献するセンターハーフ。この世代で一番最初にプレミアに出たのはタクミだったりする。(16プレミア青森山田戦)
【Pick Up Game】2018クラ選関東予選vsFC町田ゼルビア@東総
中盤で相手の攻撃を潰しつつ、巧みなドリブル突破でPKを2回ゲットし2回とも沈め2得点を記録。
攻撃と守備両面での活躍が目立った。

No.7 MF 山下雄大
左利きの大型アンカー。ワンステップでも逆サイドに飛ばせるキック力は本当に魅力的。このサイドチェンジでチームは何度救われたことか…。
元々は展開力に長けた選手だったけれど、昨年はチーム事情からAチームでセンターバックとして出場。守備力も向上。今年は守備でもチームを救う場面が一気に増えた。
ミドルシュートが大きな武器である。
【Pick Up Game】2018プレミアvs富山第一@富山第一
圧巻の30mミドルを決めた試合。残り10分の1-3から追い付けたのは、ユウダイのこのミドルがあったからだと思う。このゴールでチームを勢いづけた。
リュウの劇的同点弾もアシストし、途中出場ながら1G1Aと大活躍。

No.8 MF 堤健太
U-18加入当初はFWであったが、中盤もこなせる選手に。パスもドリブルもシュートも一定水準以上備え、何でもこなせるマルチなアタッカー。
特に目を引くのがキープ力。懐の深いドリブルは相手からボールを奪われるシーンは少なかった。
今年開幕前の大学生とのTMでは絶好調を維持し、大学生相手でも奪われないキープ力を披露した。
【Pick Up Game】2016プレミアvs市立船橋@グラスポ
ケンはプレミア初出場となったこちらの試合をピックアップ。わずか10分の出場ながら、一時は同点に追い付くゴールをクロスで演出。デビュー戦でアシストを記録し、その他にも決定機を演出した。

No.9 FW 森海渡
体格も、身体能力も、技術も兼ね備えた絶対的なエースストライカー。ここぞという場面でゴールを奪ってきた経歴は、まさに天性のストライカーということを証明している。17アルカスカップ得点王や、2年連続プレミア開幕ゴールとチームを乗せるゴールを何度も決めてきた。
でも、まだまだカイトには底知れない潜在能力があると思う。時々そのスケールの大きさを感じるプレーがあるんですよ。次のステージで、その限りない潜在能力が更に目覚めることを願ってる。
【Pick Up Game】2017プレミアvs京都@味スタ西
日本全国に"森海渡"の名を轟かせた試合。裏抜けもポストプレーもこなし、得点が欲しいところでゴールを奪う…という、エースストライカーとして覚醒した印象を受けた。

No.10 MF 山田雄士
ピッチの至るところに顔を出し攻守両面で貢献するNo.10。攻撃面ではキラーパスと複数人に付かれても奪われない運ぶドリブル、守備面では90分間止まることないプレスでチームに貢献。90分間スプリントを繰り返せるその体力がずば抜けてる印象。
夏場以降でプレーの凄みが1,2段階上がってきた印象。攻守ともにスケールアップした。
今後どのような成長曲線を描くのか本当に楽しみな選手。
【Pick Up Game】2016県リーグvs白井@日体大柏
ヤマで一番印象に残っているのは雨の日体大柏、白井戦。先制されるもケンとリンペイのゴールで逆転。その後追い付かれるも、終了間際のヤマの決勝ミドルで勝ち越した試合。あのミドルは強烈に印象に残ってるなー。その後Aチームでも出場機会を掴んだヤマのターニングポイントと言っても過言ではない。

No.11 FW 正田徳大
左サイドで違いを見せるアタッカー。ドリブル・シュート・クロス・パス…といずれもハイレベル。
左SBのアラタとの相性が本当に良く、左サイドから何度も決定機を創出。個人的にはアラノリの左サイドは本当に好きだったなー。
今年は貴重な場面での得点も多かった。決定力も向上し、より一層怖さのある選手になった印象。
ノリはこれからも気になる選手。次のステージでも活躍できることを期待してる。
【Pick Up Game】2018Jユースvs清水@NACK5
公式戦4試合連続得点中と絶好調で迎えたこのゲーム。左サイドでドリブルにクロスに攻撃を牽引。
迎えた90分、カットインの流れからこぼれてきた球を落ち着いて押し込んで同点ゴールを記録。今年三本の指に入る嬉しかった瞬間だった。

No.13 DF 吉田新
不動の左サイドバック。アラタもまた鉄人。
プレーはとてもモダンなサイドバック。偽サイドバックもインナーラップもお手の物。特に左サイドのアラノリで、数多くのチャンスを創出。お互いに活かし活かされの良い関係性だったと思う。
攻撃では左足からの正確なクロス、守備では球際での激しい守備が目立った。ロングスローも兼ね備え、何度も得点の起点となった。
【Pick Up Game】2017プレミアvsFC東京@日立台人工芝
昨年秋頃にチームとしてチャレンジした3-1-4-2。その3-1-4-2導入の初戦となるゲーム。アラタは3バックの中央に入ってプレー。相手の攻撃を上手く止めつつ、攻撃でもビルドアップの中心に。アラタの新たな一面を観られた試合。

No.16 GK 千綿友
ブライアンの陰に隠れながらも、確かな実力を持つゴールキーパー。出場機会は少なかったけれど、出場時には確実に力を出せる頼りになるプレイヤー。
持ち味は質量ともに優れたコーチング。ゴリのコーチングがあったからこそ、シュートまで行かせなかったシーンは多いと思う。セービング能力も高く、特にその輝きを魅せたのが17アルカスカップ。相手の個人能力に押し込まれ、被シュートは多かったものの少ない失点で押さえれたのはゴリのコーチングとセービングがあったからだと思う。
リンペイやゴリみたいな選手が次のステージに花開くと良いな…と個人的には思うわけで。
【Pick Up Game】2017アルカスvsザルツブルグ@ドーハ
本来であれば生観戦試合をここに書く予定だったのですが、ゴリと言えばこの試合のインパクトが強すぎるので、ザルツブルグ戦をチョイス。90分で12セーブを記録、試合は0-1で敗れたものの強烈なインパクトを残した。なお、本大会では最優秀GK賞にも輝いた。

…と長々と各選手について書いてみました。やっぱりここには書ききれないほどの試合を思い出してしまいますね…。
本当に楽しかった3年間をありがとうございました!
これからそれぞれの道を歩まれますが、それぞれの道で輝けることを願っております。
レイソルアカデミーでの6年間、長い選手は9年間、本当にお疲れ様でした!