とりとめのないはなし

サッカーやアイドル(関ジャニ∞・モーニング娘。'18・Perfume)の現場を中心とした140文字に収まらないお話を…

#サッカードラフト会議2018 下増田ドリームズ・ドラフト戦略+結果

12/23にサッカードラフト会議2018に参加して参りました。
せっかくなので、リストアップから当日何を考えていたかをまとめてみました。参考になるかは分かりませんが…。お時間があるときにどうぞ。

○本ドラフトのレギュレーション
スタメン11名+監督1名の計12名を指名。
外国人選手の登録は、外国人枠:3・アジア枠:1+提携国枠・在日枠…と現行通り。
指名範囲は、Jリーグに在籍している選手(例:大谷秀和)・Jリーグに在籍したことのある選手(例:ドゥンビア)・海外でプレーしている日本人選手(例:酒井宏樹)。また、特別枠として5大リーグ未経験者を1人まで入れられる。
同一チームからの選出は3名までとする。
3巡目までは入札抽選方式で4巡目からはウエーバー方式とする。監督の指名は3巡目から。

ザザッとまとめるとこんな感じです。他のドラフトに比べると自由度が高いのかな…と。特徴なのは特別枠で、5大リーグ未経験者を世界中から1人選んで指名できるものでした。

○チームのコンセプト
正直チーム名通り、下増田経験者(※)縛りで考えておりました。主催者側から「ガチでお願いします」とのことでしたので、自分なりに考える最強チームを考えることに。
コンセプトは「ACL圏内である3位以内を狙えるチーム」とにかく手堅くまとめようかな…と。
フォーメーションは4-2-3-1でスタートし、指名次第で調整しようかな…という考え。

(※)U-18クラブユース選手権の会場の1つである下増田で戦ったことのある選手。それでも代表経験者は多いだけに割と戦える気はする。(中島・南野・堂安も下増田経験者)

○リストアップ
ゴールキーパー
足元の巧いGKが欲しかった。
西川(浦和)・シュミット(仙台)・三浦(磐田)・大迫(広島)辺りをリストアップしていた。

センターバック
ビルドアップが出来るCBが欲しかった。何だかんだで一番難航したポジション。
三浦(G大阪)・塩谷(アルアイン)・谷口(川崎)・中山(柏)・遠藤(浦和)辺りをリストアップしていた。

サイドバック
運動量があって組み立てられるサイドバックが欲しかった。
右は小池(柏)・安西(鹿島)・西(鹿島)・酒井(マルセイユ)、左は山中(横浜FM)・安在(鳥栖)・車屋(川崎)辺りをリストアップしていた。

・ダブルボランチ
パスで組み立てられるタイプ①と守備範囲が広いタイプ②で組み合わせたかった。
①は手塚(柏)・大島(川崎)・扇原(横浜FM)、②はソウザ(C大阪)・守田(川崎)・三竿(鹿島)・永木(鹿島)辺りをリストアップしていた。

・トップ下
ラストパスを出せる選手が欲しかった。
天野(横浜FM)・中村(川崎)・鎌田(シントトロイデン)辺りをリストアップしていた。

サイドハーフ
1vs1で勝てるタイプが欲しかった。かつ、クロスやシュートで決定的な仕事が出来る選手ならなお良し…という感じ。
右は仲川(横浜FM)・堂安(フローニンゲン)・相馬(名古屋)・カイオ(アルアイン)、左は齋藤(横浜FM)・古橋(神戸)・中島(ポルティモンセ)・柏(広島)辺りをリストアップしていた。

センターフォワード
収めつつ、決められる…というスペシャルなタイプのセンターフォワードが欲しかった。
大迫(ブレーメン)・ファンウィジョ(G大阪)・ドウグラス(清水)辺りをリストアップしていた。

・特別枠
ドラフトの様子を見ながら使う方針とし、ポジションは問わず幅広くリストアップ。
候補としては、DFデリフト(オランダ/アヤックス)・MFデヨング(オランダ/アヤックス)・MFエレーラ(メキシコ/ポルト)・MFロサーノ(メキシコ/PSV)・FWジューバ(ロシア/ゼニト)・FWアズムン(イラン/ルビンカザン)辺りをリストアップしていた。

○ドラフト戦略
各ポジションの第1希望から第10希望まで整理して、その差が大きいポジションから埋めていく方針に…。入札抽選制となる1-3巡目までは下記の方針でした。
1巡目は大迫勇也。チームの方針を考える上で一番欲しかったのは大迫。イニエスタ回避での競合も考えられたけれど、それでも欲しかった。ここは早々に決めていた。
2巡目は三浦弦太。ちょっと早いイメージはあるかもしれないけれど、空中戦でもビルドアップでも違いを見せられる三浦を守備の要として起用したかったので、ちょっと早めの指名。コイントスの強さも買った。
3巡目は山中亮輔。他のドラフトでサイドバックが早々に指名されるのを見ていて、この早いタイミングで指名したかった。キックもスピードもスペシャル。得点力も備え、守備も伸びてきた。
4巡目以降はその時の状況を見ながら判断する方針でした。
ちなみに11,12巡目で監督・GKを決める方針でした。ここに大きな差は生まれないかな…と判断しておりました。

ちなみに、リストアップ時点でのフォーメーションはこんな感じでした。
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○本番
・1巡目
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予定通り大迫勇也(ブレーメン)を指名。
その結果見事一本釣り成功。ここで一本釣りを出来たのは本当に大きかった。
イニエスタは2球団競合と思った以上に被らず、それぞれにガチ感を感じた1巡目。

・2巡目
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予定通り三浦弦太(G大阪)を指名。
ここで被る気はしていなかったけれど、見事一本釣り成功。
他球団を見ると、エレーラやデヨング…と、ピックアップしていた特別枠の選手が指名されやや焦りを感じた立ち上がり。

・3巡目
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ここで早速の方針転換。山中亮輔(横浜FM)の予定を大島僚太(川崎)に変更。大島は正直1,2巡目で消えると思ってたけれど残っていたし、1,2巡目の雰囲気と監督解禁となる3巡目を加味して、やや冒険をすることに。
結果見事一本釣り成功。センターラインが埋ってきた。

・4巡目
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ここからウエーバー方式。ここで3巡目予定であった山中亮輔(横浜FM)を指名。当初欲しかった3人は全員確保。

・5巡目
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一旦指名者リストと獲得候補リストを眺めてみると、当初欲しかった選手がかなり残っていることが判明。当初計画よりも上方修正して指名を行うことに。
右サイドでスペシャルな活躍を見せられる伊東純也(柏)を指名。これは本当に想定外の予想。

・6巡目
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そろそろ右サイドバックを埋めたかったので、当初計画通り小池龍太(柏)を指名。右サイドが小池龍太・伊東純也と柏レイソルコンビとなり、レイソルサポ的にも嬉しい指名に。

・7巡目
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既に想定以上の指名が出来ている中で、より完成度を高めるためにここで特別枠を使用。2巡目で一気に来たものの下火状態となっていたので、こちらとしては良いタイミングだった。
候補としては、CBデリフトとLSHロサーノの二択。左サイドハーフはかなり選手が余っていた状況なのだったので、マタイス・デ・リフト(アヤックス)を指名。ここでディフェンスラインが出揃った。当初予定のディフェンス4名が揃ったので満足度が高い。

・8巡目
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残るは5枠、監督・GK・ボランチ・トップ下・左サイドハーフ。リストと照らし合わせてみて、最も他球団から狙われそうなLSH中島翔哉(ポルティモンセ)を指名。

・9巡目
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天野純(横浜FM)は既に他球団に指名されており、優先度が低くなっていたトップ下。パスセンスもあり、得点力が伸びてきた鎌田大地(シントトロイデン)を指名。
ここも満足度の高い指名だった。

・10巡目
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監督とGKは11,12巡目にする予定だったので、残すはボランチの指名。幸いにも当初予定の守田英正(川崎)が残っていたので迷わず指名。
王者川崎フロンターレのダブルボランチを両獲りすることに成功。

・11巡目
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ここでGKの指名。思っていた以上にリストの選手が残っており、直感的に残っていた中村航輔(柏)を指名。ここまで残っているとは思わなかったので上々。
これにて柏レイソルは3人目となり、監督は柏レイソル以外から選択することになった。

・12巡目
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締めに監督の指名。ここで1つやらかしたことに気付く。11巡目で中村航輔を指名したことで、下平さん(柏レイソル強化チームダイレクター)を監督にすることが出来なくなってしまった。
急いで監督リストを見返し、優勝監督である鬼木達(川崎)を指名。ダブルボランチが共に川崎フロンターレ所属であるためちょうど良かったのかもしれない。

○指名を終えて…
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フォーメーションを眺めてみると、想定以上に手堅いチームが出来た印象。これなら3位以内を狙えるチームになりそうかな…と。
セットプレーは山中が蹴れるし、鎌田も蹴れる印象があるので、左右のキッカーはいる。三浦・デリフト・大迫と合わせられる選手もいる。
課題は全体的な高さ。パワープレーに耐えられるか…という点についてはやや課題か。

指名の満足度としては120点。
大迫勇也三浦弦太山中亮輔・デリフト・小池龍太・守田英正…と欲しかった選手は全て押さえつつ、中村航輔大島僚太・鎌田大地・伊東純也・中島翔哉…とアップグレードを果たせた。チームとして上手くまとめられたかな…という自己評価。

○最後に
主催者のサブさん、運営の生茶パンダさん、会場のKiTEN!さん本当にありがとうございました!
準備段階から楽しく参加させていただきました。本当にありがとうございました…!